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ハンディターミナルの落とし穴

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ハンディターミナルの落とし穴

生かせない大容量

 「バーコードを読んだら、確認のために商品名を表示したい」、「バーコードを読んだら該当する商品かどうかチェックしたい」などといった運用を行なうためには、事前にチェック用の情報をパソコンなどからハンディターミナル内に受け取っておく必要があります。

これらの情報はマスタ情報(マスタファイル)と呼ばれます。近年のハンディターミナルは大容量のメモリを積んだものが多く、大きなマスタ情報を保持することも問題ではなくなってきましたが、転送時間については十分注意してください。例えば、「バーコードを読んだら、確認のために商品名を表示したい」という運用を実現するために、ハンディターミナル内に10万件の商品マスタ情報を持つことにします。

10万件の情報をパソコンからケーブル接続で受信するのに1台あたり10分かかるとすると、ハンディターミナルが6台あった場合、最後の1台を考えただけでも1時間作業出来ないことになります。

このような問題が運用開始してから発覚するということがないよう、大量のマスタファイルを取り扱う処理を設計する際には、メモリ容量だけではなく、転送時間も考慮に入れておく必要があります。更新があった商品の差分情報だけを受信する、マスタファイル受信部分を無線LANで行なう、マスタファイルをハンディターミナル内に持たず無線LANで直接サーバーへ問い合わせるなど、コストも考慮した柔軟な設計対応が必要になります。

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